令和7年度(2025年)
区づくり推進横浜市会議員会議
区づくり推進横浜市会議員会議は、横浜市における個性ある区づくり推進費等について協議するため、各区に設置されています。
第2回(令 和7年6月11日)
中島議員:
「災害に強いまちとつか」に向けた防災・減災強化事業で
実施予定の路線バスデジタルサイネージの発信内容は時期に
応じて変更するのか。
石和田総務課長:
デジタルサイネージで広報する内容は2か月ごとに変更している。
今年度については、新たな内容が加われば変更を考えるが、
現時点では、昨年と同内容で発信を考えている。
中島議員:
戸塚駅周辺4か所の下水道管内の水位情報がリアルタイムで
見られる事業が3月から始まっている。反響もあったので
安全・安心の取組として、下水道水位情報のスマホでの
見方を路線バスデジタルサイネージで発信してほしい。
石和田総務課長:
デジタルサイネージの内容に追加を検討していきたい。
中島議員:
マンション防災では18区の中でも戸塚区がリードし、
モデル的な取組をしているが、マンション防災のガイドブックに
関して状況を教えてほしい。
石和田総務課長:
マンションの防災活動支援ガイドブックについては、
現在作成中のため、その途中経過も含めて、説明させていただきたい。
中島議員:
スポーツ・レクリエーション事業について、今年も区内サッカーチーム
が区民を試合に招待する「とつか区民DAY」がある。
区民に非常に喜んでいただけているが、試合に招待するにあたり、
今までどのような呼びかけを区民にしてきたのか。
竹内地域振興課長:
区公式Xや広報よこはま等で広く周知している。
中島議員:
例えば横浜FCと連携しながら小学校へ案内するなど、
新しい取組を検討してほしい。
東戸塚にサッカーチームの事務所がある状況を積極的に活用し、
取り組んでほしい。 また、区の防犯力強化は非常に大事な
取組である。その中で上限 20 万円の地域の防犯力向上
緊急補助金について、防犯セキュリティ協会や警備業協会などと
連携して進めていくと思うが、状況を教えてほしい。
竹内地域振興課長:
地域防犯については地域の関心も高く、緊急補助金を有効に
活用していただきたい。4月、5月の区連会で補助金の内容や
相談できる窓口について周知した。特に5月は相談窓口になっている
警備業協会や防犯セキュリティ協会から、協会として出来ることなどを
案内し、各町内会にも1部ずつチラシを配付している。
中島議員:
申し込みがあった件数を教えてほしい。
竹内地域振興課長:
現時点では戸塚区で申請はない。市全体で6件程度の申し込みが
あったと聞いている。10 月末の締切に向けて支援していきたい。
中島議員:
どのような取組が防犯力強化につながるのか悩む町内会もあると思う。
他の町内会の事例などを共有すると取組が広がっていく。
せっかくの地域防犯力を強化できる補助金であり、期限までに申請数が
対象の半分を超えていなければやり直しだと思っている。
100%は無理かもしれないが、せめて7~8割は活用してもらえるよう、
私も地域をまわりながら促していくので、区としても推進してほしい。
区長はどう思うか。
近藤区長:
戸塚区の特殊詐欺被害は神奈川県内でも多い。地域の防犯力を高めることは
非常に重要なことと考えている。戸塚区としても「犯罪のないまちづくり
助成金」を設け、昨年度は38団体に助成した。今回の緊急補助金についても、
業界団体と連携しながら、100%を目指し、より多くの自治会町内会に活用して
いただけるよう、進めていきたい。
竹内地域振興課長:
防犯に関しては警察とも連携して進めている。情報共有をしながら進めていきたい。
中島議員:
交通課題箇所である吉田大橋の信号について、日にもよるが、朝7時台後半から
8時台前半にかけて、右折車両に起因する渋滞が発生している。
ぜひ早めに調査と効果検証を行い、地域課題解決の良い事例としてもらいたい。
山内区政推進課長:
長年の課題として認識しており、早期の解決に取り組みたい。
今月の調査実施後、速やかに結果を分析し、それを警察に提供していく。
その後は警察の所管から県警に上申していく流れになると想定している。
途中から警察の手続きになるが長年の課題として認識しているので、
例えば時差式信号の実施など具体的な対応につながるように働きかけていきたい。
中島議員:
60歳の方が新聞販売店からの通報で助かったという素晴らしい事例があるが、
この他にも事例があれば教えてほしい。
藤田高齢・障害支援課長:
雨戸が2、3日閉まったままで心配だという通報で現地確認を行い、
安否を確認した例がある。
中島議員:
個人情報の問題もあるが、協力したことによって命が助かったという
事例を積極的に伝えてほしい。
また、介護サービスについて、80代の方から介護保険を受けたいという
相談があった。これまで受けていなかった人が介護保険を受けることで
見守りが続いていく。80歳以上で介護保険を受けていない人が区内に
どのくらいいるのか、割合も含め、資料がほしい。
藤田高齢・障害支援課長:
情報として出せるのか、どのような形になるのか、も含めて確認し、
お示ししたい。



