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 区づくり推進横浜市会議員会議 

区づくり推進横浜市会議員会議は、横浜市における個性ある区づくり推進費等について協議するため、各区に設置されています。

平成 26 年第3回区づくり推進横浜市会議員会議

(平成26年9月5日)

 

中島みつのり:
「地域防災力強化事業」の決算状況が差引 329 万6千円となっているが、
原因はなにか。
 
中村総務課長:
結果的に予算は残となっているが、局の予算や局事業を活用し、
予定した事業は全て実施している。
 
中島みつのり:
予め予測できることは予測して、局の予算が使えるところは
差し引いて考え、余りは他の事業に活用すべきである。
 
中村総務課長:
スケジュールの面で、予測を予算に反映することは難しいが、
できるかぎり、局との情報共有に努め、別の事業を実施するなど、
予算を有効活用していきたい。
 
中島みつのり:
「交通安全・放置自転車対策事業」について、今年のスクールゾーン協議会
の状況を教えてほしい。
 
高嶋地域振興課長:
現在、把握を進めており、昨年ベースでは70件の要望があり、そのうち
60件を執行している。今年も同じようなペースで進めている。
 
中島みつのり:
スクールゾーン協議会については、参加された方々からも改善が図られていると
聞いている。引き続き、区が中心となって進めていただきたい。 
 
中島みつのり:
「新庁舎子育て支援スペースにおける一時託児事業」について、
今後子育て応援は大事になってくるが、今の状況が分かれば教えて頂きたい。
 
岩井こども家庭支援課長:
今年度7月末現在、一時託児の利用は月平均115名、情報コーナーも
含めると月平均1,000名を超える方々が利用している。
 
中島みつのり:
戸塚区は横浜市内でもかなり子育て拠点が充実している。
今後の展開としては、バランスよく子育ての応援をする事業が
大事になると思うが、何か考えはあるか。
 
岩井こども家庭支援課長:
東戸塚の子育て拠点が遠いという声をいただいており、
とことこルームでの情報を充実させるよう対応している。
また、地区センターやケアプラザ等で情報提供に努めている。
今後も、次期の中期計画の中で子育て支援課と調整しながら、
地域の実情を伝えていきたい。
 
中島みつのり:
「戸塚区高齢者見守りネットワーク事業」について、
去年・今年の具体的な事例があれば教えて頂きたい。
 
田雑区長:
通報いただいた件数は年間19件あり、間に合わなかったケースもありましたが、
救急搬送して間に合ったケースもあった。
 
中山高齢・障害支援課長:
間に合ったケースは、具体的には、新聞が2日間たまっているという
通報を登録事業者の新聞販売店から受け、実際に確認したところ、
自宅に具合の悪そうなご本人がおり、直ちに救急搬送されたので、
大事には至らなかったという事例である。
  
中島みつのり:
見守りネットワークの中で、こういう事例で効果があったということを
公表すべきである。事業者は少しずつ拡大していると聞いたが、
太くしっかりした事業に変えていただきたい。
 
中山高齢・障害支援課長:
みまもりネット連絡会を年2回開催しており、関係業者・機関の
方々に情報共有しているが、一般への情報提供についても検討したい。
登録事業者についても、今年度から理容組合・美容組合にご参加いただき、
合せて100事業所に見守りの輪が広がっている。理容・美容関係の方々は
地域に根差して顔の見える関係を築かれているので、非常にみまもりとしても
有効であり、そういった事業者の方々を中心にお声掛けさせていただき、
今後も、見守りの輪を広げていきたい。 
 
中島みつのり:
「認知症高齢者支援事業」について、国からも認知症対策の発信がされてい
る中、認知症対策は大事な柱となる。特に、早期発見・早期治療の取組や、
知識を持った人が地域にいることが効果的であることが認知されれば、
対応が進んでいくと思う。みまもり事業と連動してくると思うが、地域の目と
輪を広げてほしい。
「活気あるとつか商店街支援事業」について、健康づくりのウォーキングポイント
事業は区としても商店街活性化の一つの起爆剤となる事業であると思っている。
戸塚区内でウォーキングポイント事業と連動して、商店街の中を通る
モデルコースがあると盛り上がると思うので、商店街活性化事業と
連動して考えていただきたい。
 
田雑区長:
体も心も商店街も元気で戸塚が好きになれるよう、様々な相乗効果が得られるよ
うな事業を工夫したい。
 
中島みつのり:
広島の土砂災害は想定外な大災害だったが、戸塚区は、土砂災害警戒区域に
281 箇所が指定されており、横浜市内で断然に多い。集中豪雨で過去にないような雨が
降った時に、土砂災害が起こる可能性があることを前提とし、戸塚区としても災害時の体
制について、危険箇所が多いという認識のもと、しっかり対応しかなくてはならない。
 
田雑区長:
土砂災害警戒区域を 281 箇所も抱えている上に、急傾斜地崩壊危険区域といっ
て、がけの下に民家がある箇所も 26 箇所もあることから、危機感を持って広島の映像を見
ていた。危機管理室から、土質が違うので土石流は起きないと聞いているが、がけ崩れは
起こりうるので、建築局と早いうちから連携を深めている。また、ハザードマップを町内会に
一度お配りしているが、最近は問い合わせが増えている。住民の皆様に、ご自身の住ん
でいる場所がどういう位置にあるのかを知っていただくということも含めて考えていきたい。
 
鈴木土木事務所長:
最大の問題は、大部分が民有地であることだと思っている。基本は所
有者責任なので行政として対応が難しいところだが、道路局、建築局、
危機管理室を交えて議論をしている。
現地点でこれといった結論はないが、作業を進めている。
 
中島みつのり:
戸塚区内で災害で命が失われることのないようにするという視点が大事である。
民間・公共の土地に関係なく、災害に対する危機感を持ったほうがよい。土砂災害は大事
な問題なので、危機感を持ちながら安心・安全なまちづくりをしていきたい。
27 年度予算編成について、戸塚区には多くの女子スポーツチームがあり、トップリーグ
に上がるチャンスのあるチームも出てきたので、区長としても戸塚を盛り上げていく
チャンスと捉えて、来年に向けて何か区づくりの色を出していただきたい。
 
田雑区長:
ご提案については、地域の方からも同様の話をいただいている。
予算の中にどう生かすか、これから考えていきたい。 
 
中島みつのり:
寄り添い型学習支援は生活環境によって見捨てられたと感じている子供たちに、
大人が見捨てていないことを示している事業なので、子供側から見ると希望を持てる
事業だと思う。
学校も、常に子供に声をかけながら頑張っており、地域で見守っていこうという雰囲気
が出てきている。是非、寄り添い型支援事業で子供たちを成長させて人材にしようという
気持ちで、地域と連携を取りながら取り組んでいただきたい。 

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