区づくり推進横浜市会議員会議
区づくり推進横浜市会議員会議は、横浜市における個性ある区づくり推進費等について協議するため、各区に設置されています。
平成 26 年第2回区づくり推進横浜市会議員会議
(平成26年6月9日)
中島みつのり:
洪水ハザードマップが新たな被害想定のもと作られたが、
どういう行動をしていくのか。
鈴木土木事務所長:
冠水しやすい道路や雨水管の対応が遅れている箇所については
土木事務所も局もマップ公表前から把握しており、マップができた
からという訳ではなく、出来るところは、予算の範囲内で進めていきたい。
中島みつのり:
ハザードマップが配られれば、今まで対策をしたからと言っても、
市民側から見れば浸水の恐れ等があり、心配である。市は地域に対して
具体的に丁寧に説明を行う責任がある。特に、矢部トンネル地域は、
大雨の時は水浸しで、地域の人は心配されている。区民側の意識に
立って、説明会を開くなどしていく必要がある。
鈴木土木事務所長:
ハザードマップ公表の際、土木事務所からも局に対して、市民に対して
説明する必要があるのではないかといった意見を申し上げた。
今後も、局にきちんと伝えていきたい。
中島みつのり:
「交通安全・放置自転車対策事業」のスクールゾーンについて、
昨年辺りから、危険箇所・改善個所も数的には明確になっている。
今年からモデル事業として、泉区・金沢区・南区で、協議会で
危険箇所として上がってもどうしても改善が出来ない場所については、
道路の拡幅、歩道の確保など区役所を中心に行っている。
その中には用水路活用の事例もあり、戸塚区には用水路が多いので、
有効ではないかと思っている。モデル事業の情報を共有しながら、
来年に向けて危険箇所をピックアップして、区の対策を
進めていただきたい。
鈴木土木事務所長:
モデル事業は、道路局施設課で予算化している
もので、南区・泉区・金沢区のそれぞれ2箇所ずつ整備を行っている。
土木事務所も注目しており、ある程度整備されたら報告をいただき、
実りある結果がでたら戸塚区でも取り入れたいと考えている。
高嶋地域振興課長:
モデル事業の成功事例は標準的な仕組みにすると
聞いているので、土木事務所を中心に区役所でも頑張っていきたい。
中島みつのり:
スクールゾーン協議会を実りあるものにしたいので、
毎年1か所でも改善を進めるべきである。
この他、舞岡バス停~環状線に抜けていくところはテレビでも
特集が組まれる危険箇所であり、区、局、土木事務所で連携して
改善を図ってほしい。
中島みつのり:
子育て支援について、待機児童に焦点が当たっているが、就学前支援の方も
大事である。区内には「とっとの芽」という拠点があるが、利用状況をうかがいたい。
岩井こども家庭支援課長:
ひろばの利用者は 25 年度年間3万 5,910 人、月平均は 2,995人であり、
多い日は整理券を発行してお待ちいただくこともある。
中島みつのり:
駅の近くで利便性も高く、利用率が高いのはよいことだと思うが、戸塚区は広く、
特に原宿地域の人は東戸塚まで行くのは大変なので、近くにあったらいいという
ご意見を伺っている。局によると各区1か所という方針だが、拠点の充実を図る
ためには、ニーズを把握して局に伝えるべきである。
中島みつのり:
読書条例に関連して、戸塚図書館の視察をし、現状把握をしたが、利用率が高く、
朝早くから場所取り合戦で、平日の昼間から席が一杯になっている。図書館の充実と
改善は大事なことであり、区と連携して現状を把握していただきたい。
また、教育委員会との連携による、学校への司書の配置が今年度完了の見込となって
おり、戸塚図書館と連携する仕組みになっている。このあたりの状況も把握しながら改善
をしてほしい。
渋谷戸塚図書館長:
今年、学校司書が全校配置されるということで、図書館の司書も、学校
と連絡を取り合い学校のニーズの把握に努めている。また、リクエストに
応じて学校へ訪問し、司書の専門性を生かしたアドバイス、相談など、
これから連携を深めていきたいと考えている。